身だしなみ
看護師の髪色は何トーンまで?基準の確かめ方と面接前の染め直し
更新 2026年10月23日読むのに約5分
看護師の髪色は、職場ごとに基準が違い、「何トーンまでなら大丈夫か」で迷う人も少なくありません。この記事では、トーン(レベル)という数字の意味と、基準の読み方、美容室での合わせ方、染め直しの考え方を整理します。
ここだよ。染める前に、まず基準を知るところから。
髪色の基準は、職場ごとに示し方が違う
看護師の髪色について、全国に共通する一つの基準があるわけではありません。職場ごとに、基準の考え方と示し方が違うので、「ほかの職場でよかったから」という基準は、そのまま通用しないことがあります。
- トーン(レベル)の数字で示す職場:「〇トーン以下」「〇レベルまで」と、明るさの段階を指定する形
- 写真や見本で示す職場:見本の髪色を示して、それより明るくないことを求める形
- 言葉で示す職場:「自然な黒〜茶色」「清潔感のある色」のような表現にとどまる形
- 決まりがあいまいな職場:職員の様子から、暗黙の範囲が決まっている形
「トーン」と「レベル」は、どちらも髪の明るさを表す数字で、美容室ではほぼ同じ意味で使われます。数字が小さいほど暗く、大きいほど明るくなります。美容室では、明るさの段階を並べた色見本(レベルスケール)を使って、いまの髪と仕上がりの明るさを合わせます。業界団体の日本ヘアカラー協会が作ったレベルスケールが、企業の身だしなみの基準として使われることもあります。
同じ数字でも、店の薬剤や、もともとの髪の状態、光の当たり方によって、仕上がりが少し違って見えることがあります。数字だけで決めずに、色見本と実際の髪を並べて、美容師と一緒に確かめるほうが、基準から外れにくくなります。
示し方によって、確かめ方が変わります。数字や見本で示されている場合は、それを基準に美容室で相談できます。言葉だけの場合は、「どこまでなら大丈夫か」を、具体的に質問することが、確かめるための近道です。
髪色の基準が厳しめになりやすい背景には、患者さんや家族に与える印象があります。年齢や状態の幅広い人が訪れる場で、清潔感や落ち着きが求められるという考え方です。診療科や施設の種類によっても、考え方に差が出ます。
「何トーンまで」の読み方と、美容室での合わせ方
求人票や身だしなみの規定に書かれた基準は、書き方ごとに読み方が違います。どう読んで、美容室で何を伝えればよいかを並べました。
| 書かれ方の例 | 読み方 | 美容室で伝えること |
|---|---|---|
| 「〇トーン以下」「〇レベルまで」 | その数字より明るくしない。同じ数字ちょうどは、仕上がりのぶれで超えることがある | 数字を伝え、1段暗めを目安に仕上げたいと相談する |
| 「見本の色より暗く」 | 見本の写真や色見本が基準 | 見本の写真を見せ、色見本と並べて合わせてもらう |
| 「自然な黒〜茶色」 | 数字がない。職員の髪色の幅が実際の基準になりやすい | 落ち着いた茶色までと伝え、明るさの数字を美容師に教えてもらう |
| 記載なし | 決まりがないとは限らない | 先に職場に聞き、聞けないときは暗めに仕上げる |
基準は職場ごとに違います。応募先・勤め先の規定で確かめてください。
数字ちょうどを狙わず、1段暗めが安心だよ。
美容室では、次の順で合わせると、基準から外れにくくなります。①職場の基準(数字・見本・言葉)をメモか写真で持っていく。②いまの髪の明るさを、色見本で何番にあたるか見てもらう。③仕上がりを、基準の数字より1段暗めにしたいと伝える。④染めたあと、屋内の照明と自然光の両方で、色見本と並べて確かめる。自然光の下では明るく見え、屋内では落ち着いて見えることがあるので、両方で見ておきます。
数字がなく言葉だけの基準のときや、記載がないときは、職場に聞くのが近道です。聞く時期と問い合わせの文例は、看護師の身だしなみチェックリストにまとめています。見学では、働いている人の髪色の幅を見ておくと、文書では分かりにくい実際の運用がつかめます。
美容室で「1段暗めで」って言うの、ちょっと照れるかもしれないね。
でも、職場の基準を持っていけば、美容師さんも合わせやすいよ。
染め直す・戻すときの考え方
面接前に、いまの髪色が基準より明るいと分かったときは、染め直すかどうかを決める段階に入ります。ここで、焦って自分で染めると、色が思ったより暗くならなかったり、ムラができたりすることがあります。美容室に任せるほうが、安心な場面です。
- 美容室には、職場の基準(数字・見本・写真)を伝えて、仕上がりの明るさを相談する
- 面接日から逆算して、染める日を決める。染めた直後は、色が定着しきらないことがある
- 髪や頭皮の負担が気になるときは、美容室で、染め方や回数を相談する
- 入職後に、ほかの職員より明るくなってきたと感じたら、早めに染め直す
- 白髪が気になるときは、職場で使えるグレイカラーの色味を、美容室に相談する
日程の目安は人によって違います。面接日から逆算して、余裕を持って決めてください。
逆算して決めておくと、直前に慌てずに済むよ。
戻すときは、色を暗くする方向の染め方になります。もともとの髪色や、これまでの染めた履歴によって、仕上がりが変わります。美容室で、いまの髪の状態を見てもらったうえで、色味を選びます。
入職後も、髪色は少しずつ変わっていきます。根元が伸びて、明るい部分と暗い部分の差が目立ってきたら、染め直しの時期です。夜勤や連勤で、美容室に行く時間が取りにくい人は、次の休みの予約を、早めに入れておくと、基準から外れにくくなります。
髪を暗くした直後に、色が思ったより暗く見えることもあります。面接や見学の前に、ちょうどよい暗さに落ち着くまでの日数がかかる場合があるため、染める日は、面接の直前ではなく、少し余裕を持って決めます。仕上がりに不安があれば、染めたあとに、美容室で、色味を一緒に確かめてもらいます。
面接のあとに、髪色について注意を受けたときは、落ち込まずに、基準を具体的に聞き直します。「どのくらいの明るさなら大丈夫ですか」と聞けば、次の染め直しの目安になります。基準を知るほうが、気持ちが楽になり、入職後も続けやすくなります。髪色に限らず、身だしなみの基準は、聞いて確かめることで、思い込みによる不安を減らせます。聞くことをためらう気持ちがあっても、確認する姿勢は、仕事への丁寧さとして受け取られやすいものです。
髪型・身だしなみ全体との、つなげ方
髪色は、髪型や化粧、爪などと合わせて、全体の印象をつくります。髪色の確認だけで終わらず、ほかの項目も、同じ場面で確かめておくと、面接前の準備が一度で済みます。
長さやまとめ方は、看護師の髪型とまとめ髪で確認できます。面接の服装は、看護師の面接の服装も合わせて読むと、準備がしやすくなります。
面接日から逆算して、予約を一本入れてみよう。
基準が分かれば、気持ちもぐっと軽くなるはず。
よくある質問
看護師の髪色は、何トーンまでなら大丈夫ですか?
全国共通の基準はなく、職場ごとに違います。トーン(レベル)は明るさの数字で、大きいほど明るくなります。「〇トーン以下」と書かれていれば、その数字より1段暗めを目安に美容室で合わせると、仕上がりのぶれで超えにくくなります。数字がなければ、応募先に確かめます。
面接前に髪を染め直したほうがよいですか?
応募先の基準が分かっていれば、それに合わせるのが基本です。基準が分からなければ、面接の日程連絡のときに質問します。染め直しは、美容室に相談して、日程に余裕を持って行います。
トーンとレベルは、違うものですか?
どちらも髪の明るさを表す数字で、美容室ではほぼ同じ意味で使われます。数字が小さいほど暗く、大きいほど明るくなります。美容室にある色見本(レベルスケール)と、いまの髪を並べて確かめると、自分の髪が何番にあたるかが分かります。
つぎに読む
この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。