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転職の準備

看護師の転職面接の逆質問。夜勤・休み・教育を確かめる質問例と聞き方

更新 2026年10月23日読むのに約6分

この記事には広告(PR)を含みます。転職サービスは、順位を付けず、同じ書式で並べています。

面接の最後の「何か質問はありますか」は、職場が自分を見る時間であり、自分が職場を確かめる時間でもあります。確かめたいことから、質問を作る手順と、聞き方の型をまとめます。

面接の最後の「何かありますか」って、実は、こちらが確かめる時間でもあるんだよ。

「特にありません」にしないほうがよい理由

逆質問は、面接官が、応募者の関心や準備を見る場面でもあります。何も聞かないと、この職場への関心が薄いと受け取られる可能性があります。ただ、もっと大切なのは、自分の側の理由です。入職したあとに「思っていたのと違った」となる点は、多くが、入る前に聞けたことだからです。

逆質問には、3つの役割があります。入職後のずれを減らすこと。働くイメージを具体にすること。そして、答え方から、職場の雰囲気をつかむことです。質問の内容そのものより、聞いたときの相手の反応に、職場の様子が出ることもあります。

面接全体の流れや、よく聞かれる質問は、転職面接の質問と答え方にまとめました。この記事は、自分から聞く側の質問に絞ります。見学の日に歩きながら見ることは転職の見学で確かめること、結果が届かなかったあとの振り返りは面接に落ちたときの振り返り方で扱っています。

働き方を確かめる質問を、6つの場面に分けて

質問は、確かめたい場面ごとに分けて用意すると、聞き漏れが減ります。次の6つから、自分がいちばん気にしている場面を、2つか3つ選びます。全部を聞く必要はありません。

  • 夜勤・勤務時間:「1か月の夜勤は、平均して何回ほどでしょうか」「夜勤と夜勤の間は、どのように休みを組んでいますか」
  • 休み・残業:「有給休暇は、希望日に取れていますか。取りづらい時期はありますか」「残業は、どんな場面で出ることが多いですか。申請の方法も教えてください」
  • 教育・配属:「入職後の最初の1か月は、誰が指導につき、どのような順で業務を覚えますか」「独り立ちの目安は、どのように決めていますか」
  • 人員・定着:「この部署の看護師の、経験年数の構成を教えてください」「最近入職された方は、どのように職場になじんでいますか」
  • 相談体制:「困ったとき、まず誰に相談する形でしょうか」「ミスや気づきがあったとき、振り返りはどのように行っていますか」
  • 働き続けること:「育児や介護と両立している方は、どのような勤務の形が多いですか」「勤務の希望は、どのような形で出せますか」
逆質問メモ(面接に持っていく紙)
  • 質問1(最優先):夜勤の回数と、夜勤の間の休み
  • 質問2:入職後の最初の1か月の、教え方
  • 質問3:有給休暇の取りやすさ
  • 聞いた答え:数字・運用・誰が、をそのまま書く
  • 気になった点:持ち帰って、あとで確かめる

3つ決めておけば、頭が真っ白になっても、紙を見ればいいんだよ。

夜勤の回数の聞き方に迷うときは、日本看護協会が2013年に公表した、看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドラインが、物差しになります。法律ではなく職能団体の提案なので、基準に届かない職場を「違反」と決めつけず、どのくらい近いかを知るために使います。数字で伝える方法は、夜勤の回数を数字で伝える方法にまとめています。

聞き方の型:背景を添えて、1つずつ聞く

同じ内容でも、聞き方で、相手の受け取り方が変わります。条件だけを並べて聞くと、働く意欲より、条件面ばかり気にしているように聞こえることがあります。そこで、聞く理由を一言添えます。型は、「背景」「質問」の2つです。

条件だけを聞く言い方

「残業は、何時間くらいありますか。夜勤は何回ですか。」と、続けて聞く言い方です。相手は、どう答えるべきか、迷うことがあります。

背景を添える言い方

「長く続けたいので、働き方のイメージを持ちたいです。夜勤は、1か月に何回ほどでしょうか。」のように、理由を一言添えて、1つずつ聞く言い方です。

もうひとつの型は、聞きにくいことを、確認の形にすることです。たとえば、求人票に書いてある内容を、そのまま聞き直すのではなく、「求人票では○○と拝見しましたが、実際の運用を教えてください」と聞きます。調べたうえで聞いていることが伝わり、相手も答えやすくなります。

1つの質問を、聞くまでの流れ
  1. 背景を言う続けたいので、など
  2. 1つ聞く具体的に
  3. 答えをメモ数字・運用・誰が
  4. お礼を言う短く

1回に1つで、だいじょうぶだよ。

聞きたいことが多すぎて、何から聞くか迷うよね。

辞めたい理由に近いものを、先に選ぼうか。

誰に、いつ聞くか。聞く順番の考え方

質問には、答えを持っている人が違います。勤務時間や休みの制度は、人事や採用担当者。業務の範囲や教育の実際は、配属先の師長や現場の看護師。面接の相手が誰かを見て、その人が答えられる質問を選びます。人事の面接で、病棟の細かい運用を聞くと、答えが曖昧になりやすくなります。

給与や休日のように、条件の書面に書かれるものは、書面と見比べる形で確かめます。労働基準法15条は、使用者が労働契約を結ぶときに、賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならないと定めています。面接で聞いた内容と、入職前に書面で示された内容が合っているかを、見比べます。この制度の整理は、転職面接の質問と答え方に置きました。

聞く順番は、辞めたい理由に近いものから、2つか3つに絞ります。最後の1つは、仕事への関心が伝わる質問にします。たとえば、「入職までに、読んでおくとよいことはありますか」です。最後を、前向きな質問にすると、面接の締めくくりが穏やかになります。聞きにくい質問は、一次面接では避け、最終面接や、内定後の確認の場に回す考え方もあります。

質問をした自分の姿が、気になる人もいます。逆質問は、質問そのものが評価される場というより、準備していることが伝わる場、と考えると楽になります。面接の準備に、面接準備ノートが使えます。

答えを聞いたあとの、見分け方とメモ

答えの内容と同じくらい、答え方も確かめます。次の見分け方が、手がかりになります。

  • 具体的に答える:数字や、運用の流れ(誰が、いつ、どうする)で答えてもらえた
  • あいまいに答える:「そのときによります」「みんなで協力しています」だけで終わった
  • 質問を歓迎する:聞いたことに対して、答えが返り、逆に質問も返ってきた
  • 質問を避ける:話題をそらされる、答えが他の人に回される、が続いた

あいまいな答えは、悪い職場という意味ではありません。ただ、数字や運用で答えてもらえなかった項目は、「確認が必要な項目」として、メモに残します。見学で確かめたり、条件の書面で見比べたり、内定後に再確認したりします。

面接の前日に、整えておくこと

紙に3つ書いてあるだけで、ずいぶん落ち着くよ。

聞くことは、この職場と、ちゃんと向き合うことでもあるからね。

よくある質問

逆質問は、いくつ用意すればよいですか?

2〜3個が目安です。確かめたい場面の中から、辞めたい理由にいちばん近いものを選びます。面接の中で答えが出てしまう場合に備え、1つ多めに用意しておくと安心です。

給与や残業について、面接で聞いてもよいですか?

聞いても問題ありません。「長く続けたいので、働き方のイメージを持ちたい」と、背景を添えると答えてもらいやすくなります。書面に書かれる項目は、書面と見比べる形で確かめます。

質問に、きちんと答えてもらえなかったときは、どうしますか?

その場で追いかけすぎず、「念のため、あとで確認できますか」と聞きます。答えが曖昧だった項目は、メモに残し、見学や条件の書面、内定後の確認で確かめます。

出典・参考(公的な情報)

法令・制度は、上の出典を 2026年10月23日 に確認して書いています。改正されることがあるので、手続きの前に、最新の内容を各窓口で確かめてください。

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この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。

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