休みの早見表
看護師の年間休日の平均は?105日から130日を月に直して比べる
更新 2026年10月23日読むのに約6分
看護師の年間休日は、病院の平均で117.7日です。105日から130日までを月に直して一覧にし、日数ごとの暮らし方と、数え方の注意を並べます。
年間休日って、数字だけ見ても、休めるイメージがわきにくいよね。
看護師の年間休日の平均と、月に直した早見表
日本看護協会の2025年病院看護実態調査では、就業規則で決めた看護職員の年間休日の平均は117.7日でした(3,410病院)。「120〜130日未満」が48.8%で最も多く、「110〜120日未満」が30.5%、「100〜110日未満」が12.6%です。130日以上は3.5%、100日未満は2.0%でした。
この日数には、週休、祝日、年末年始、夏季休暇などが入り、有給休暇や慶弔休暇は入りません。参考に、厚生労働省の令和7年就労条件総合調査では、全産業の労働者1人あたりの年間休日は平均116.6日でした。病院の看護職は、全産業とほぼ同じ水準といえます。
年間休日は、1年を通した休みの合計日数です。求人票でよく見る数字ですが、そのままでは暮らしのイメージがわきにくいので、月と4週に直してみます。月の休みは、年間休日を12で割った値です。4週の休みは、年間休日に28を掛けて、365で割った値です。
比べる基準として、週休2日の暮らしは、52週×2日で、年104日前後です(1年は52週と1日)。表の右の列は、年間休日が、この104日を何日上回るかを示します。
| 年間休日 | 月の休み(平均) | 4週の休み | 週休2日(104日)との差 |
|---|---|---|---|
| 105日 | 約8.8日 | 約8.1日 | +1日 |
| 110日 | 約9.2日 | 約8.4日 | +6日 |
| 115日 | 約9.6日 | 約8.8日 | +11日 |
| 120日 | 約10.0日 | 約9.2日 | +16日 |
| 125日 | 約10.4日 | 約9.6日 | +21日 |
| 130日 | 約10.8日 | 約10.0日 | +26日 |
年間休日÷12、年間休日×28÷365で計算した値です。休みの入り方は、勤め先の勤務表で確かめます。
月に直すと、数字がぐっと身近になるよ。
法律が求めるのは、毎週少なくとも1回の休日、または4週間を通じて4日以上の休日です(労働基準法35条)。年間休日の最低日数を決めているわけではありません。東京労働局のQ&Aには、1日8時間勤務の会社の年間休日の目安として、365日から260日(年2,080時間÷8時間)を引いた105日が示されています。これは目安の計算で、法律の下限ではありません。変形労働時間制や、所定労働時間が短い職場では、数字が変わります。「105日未満は違法」とは言えません。
夜勤のある職場では、休みが勤務表の中で決まるため、同じ年間休日でも、休みの付き方が違います。数字は入口として使い、次の章で、日数ごとの暮らし方を見ます。
日数帯ごとに、暮らしがどう変わるか
日数帯ごとの違いを、上の計算から読み取れる範囲で書きます。休みの入り方、つまり連休になるか単発かは、職場の勤務表次第なので、日数だけで暮らしは決まりません。
- 105日前後:週休2日の休みに、ほぼ当たります(月平均8.8日)。祝日や年末年始が、勤務日に含まれているか、休みに数えているかで、体感が大きく変わります。休みを増やしたいときは、希望休や有給の取りやすさも見ます
- 110日前後:週休2日に、6日ほどが加わります。たとえば年末年始と夏季に、3日ずつ当てると、まとまった休みを年に一度つくれる程度の上乗せです。上乗せの入り方は例で、職場ごとに違います
- 115日前後:上乗せが11日ほどになり、連休を年に何度かつくれる余地が出てきます。月平均は9.6日です
- 120日前後:上乗せは16日ほどで、月平均はちょうど10日です。週休2日のうえに、祝日や年末年始、夏季の休みを置ける余地があります
- 125日以上:上乗せは21日以上で、月平均は10日を超えます。休みの数が多い職場でも、1回の勤務の長さや夜勤の形、人員の数と合わせて見ると、実際の休み方が見えてきます
104日は週休2日の目安の計算です。上乗せの16日の入り方は、職場ごとに違います。
上乗せがどこに入るかで、暮らしは変わるよ。
同じ日数でも、休みの入り方で暮らしは変わるんだよね。そこが、ここだよ。
数字の前に、数え方を確かめる
求人票の休みの書き方は、年間休日のほかにもあります。数字に直すと、比べやすくなります。
- 「4週8休」:4週間に8日の休みです。上の表の「4週の休み」が8日前後にあたり、年に直すと約104日(週休2日の水準)です
- 「月9休」「月10休」:月9日なら年108日、月10日なら年120日の計算になります。月の暦日数で、実際の日数は前後します
- 「月8休」:月8日なら年96日の計算で、週休2日(約104日)を下回ります。表記だけで判断せず、実際の勤務表で確かめます
同じ年間休日でも、数え方が違うと、中身は変わります。求人票を読むときは、次の点を確認します。
- 夜勤明けの日:休日は原則として暦日(午前0時から午後12時)で与えるもの、と厚生労働省のモデル就業規則は説明しています。明けの日を公休に数えているかは職場で違うので、直接聞きます。見分け方は看護師の休日が少ないときにまとめています
- 祝日と年末年始:国民の祝日に関する法律は、会社に祝日を休日にする義務を課すものではなく、労働基準法の休日とも異なります(東京労働局のQ&A)。年末年始に休みでないこと自体は、法律の問題ではありません。確かめるのは、毎週1回(または4週で4日)の休日が確保されているか、法定休日に働いた分の割増賃金(35%以上)が払われているかです
- 有給休暇:年間休日の数に、有給休暇の日数が入っているのか、別なのかを確認します。入っていれば、休日の実数は少なくなります
日数が少ないと感じたとき、多くても見ておくところ
休みが少ないと感じたときの整理は、看護師の休みが少ないときにまとめています。休みの数だけでなく、働きやすさを決める条件の見方は働きやすい職場の条件に、土日の休みを軸に比べたいときは土日休みの職場と、引き換えにするものにあります。
年間休日が120日前後でも、夜勤が月に何回あるかで、1か月の勤務の重さは変わります。夜勤の回数の目安は、夜勤の回数が多いと感じたときで確かめられます。休みの日数、夜勤の回数、夜勤後の休息の三つを並べて見ると、実際の働き方に近づきます。
年間休日が多いのに、実際には休みが取りづらい職場もあります。日数は平均的でも、希望休が通りやすい職場もあります。見学のときは、「直近の1か月で、希望休はどのくらい通りましたか」のように、運用を聞ける質問が役に立ちます。
休みの日数、夜勤明けの休み、連続勤務は、現在地ログに残すと、数字と実感のずれが見えてきます。制度の側から休みを見たいときは、働き方改革で変わった制度も読めます。次は、当日に休むときの伝え方を整理した当日に休むときの連絡です。
数字が月に直せたら、求人票の見え方が、ちょっと変わってくるよ。
よくある質問
看護師の年間休日は、何日が平均ですか?
日本看護協会の2025年の調査では、病院の看護職員の年間休日は平均117.7日でした。120〜130日未満の病院が48.8%で最も多くなっています。有給休暇は含まない日数です。
年間休日が105日だと、少ないですか?
105日は、週休2日だけで数えた日数にほぼ当たります。祝日や年末年始が休みに数えられているかは分からないので、どう扱っているかを確かめます。法律の下限ではありません。
4週8休だと、年間休日は何日ですか?
4週間に8日の休みを1年に直すと、約104日です。病院の週休の形は4週8休が51.2%で最も多い一方、年間休日は110日台と120日台の病院で約8割を占めます。祝日や年末年始の休みがどう足されているかを確かめます。
出典・参考(公的な情報)
- 労働基準法 第35条(デジタル庁 e-Gov法令検索)
- 2025年 病院看護実態調査 報告書(調査研究報告 No.102)表47 週休形態・表48 所定年間休日総数(日本看護協会)
- 令和7(2025)年就労条件総合調査の概況(年間休日総数)(厚生労働省)
- 素朴な疑問 働き方改革対応! Q&A(令和元年11月版)(東京労働局(厚生労働省))
- モデル就業規則(令和7年12月版)第20条と解説(厚生労働省)
- 時間外・休日労働と割増賃金(厚生労働省 確かめよう労働条件)
- 労働基準法第三十七条第一項の時間外及び休日の割増賃金に係る率の最低限度を定める政令(デジタル庁 e-Gov法令検索)
法令・制度は、上の出典を 2026年10月23日 に確認して書いています。改正されることがあるので、手続きの前に、最新の内容を各窓口で確かめてください。
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この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。