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退職の進め方と手続き

看護師の師長との退職面談で、話すこと・聞かれること。文例つき

更新 2026年10月23日読むのに約6分

退職面談は、何を話し、何を聞かれるかが見えないと、前の日から落ち着きません。この記事では、話す順番と、聞かれやすいことへの答え方を、文例で整理します。

面談の日が決まった夜は、胃のあたりがきゅっとするよね。

面談を頼むところから始める。切り出しの一言

この記事は、退職を伝えるための面談に絞っています。異動や夜勤の調整など、退職以外のことで師長に相談・面談するときの切り出し方は、師長に相談・面談するときの切り出し方にまとめています。

退職の面談は、まず時間を取ってもらうところから始まります。立ち話や、忙しい時間帯の声かけでは、内容が軽く受け取られたり、話が途中で中断されたりします。人に聞かれにくい場所と、落ち着いて話せる時間を、先にお願いします。

お願いするときは、内容を全部言う必要はありません。「大事な相談がある」と分かる形で、十分です。日時は、勤務の合間ではなく、勤務の前後や、業務の区切りの時間を提案すると、受けてもらいやすくなります。

今後のことで、ご相談したいことがあります。人のいない場所で、少しお時間をいただけますか。

面談を頼む、ひと言の例

メッセージで頼む場合も、内容は短くします。「相談したいことがあります。ご都合のよい時間を教えてください」程度で足ります。理由や退職の意思を、メッセージに詳しく書くと、面談の前に話が広がってしまいます。

決めたあとに気持ちが揺れて落ち着かないときは、退職を決めたあとに揺れるときで、頭の中を整える方法を扱っています。誰に先に話すかは、退職を誰に相談するかにまとめています。ここでは、面談の本番に絞ります。

当日に話す順番は、結論・理由・希望・引き継ぎの4つ

面談では、緊張で、話す順番が崩れやすくなります。順番を決めておくと、感情に引っ張られにくくなります。

面談で話す、4つの順番
  1. 結論辞める意思を先に
  2. 理由ひと言で、責めずに
  3. 希望の日最終出勤日と有給
  4. 引き継ぎいつまでに何を

順番さえ決めておけば、言葉はあとからついてくるよ。

結論。最初に、「退職したいと考えています」と、意思を伝えます。前置きが長いと、相談なのか、決めた話なのかが、分かりにくくなります。迷っている段階なら、そのまま「迷っています」と伝える選び方もあります。

理由。理由は、ひと言で足ります。細かい不満を並べると、相手が弁解や反論の姿勢になり、話が長引きます。職場や人への批判は避けて、自分の事情として言える範囲を選びます。

希望の日。最終出勤日の希望を、日付で伝えます。就業規則に退職の申し出の期限があるときは、それを確かめてから、日付を決めます。有給の残りがあるときは、使いたい希望も、このタイミングで伝えます。申し出の期限と退職日の決め方は退職の時期の決め方に、有給の残りの使い方は退職前の有給消化のしかたにまとめています。

引き継ぎ。いつまでに、何を、誰に渡すかを、見通しで伝えます。詳しい作り方は、引き継ぎのしかたにあります。面談の場では、「引き継ぎは最後まで行います」と伝えるだけで、相手の不安が和らぎます。

面談に持っていくメモ
  • 結論:〇月末で、退職したいと考えています
  • 理由:(ひと言。例:働き方を見直したい)
  • 希望:最終出勤日は〇月〇日。有給の残りは〇日
  • 引き継ぎ:〇〇の担当と〇〇の係を、〇日までに渡す

メモを見ながら話しても、だいじょうぶだよ。

言葉に詰まったら、メモを見ていいからね。

聞かれやすいことと、答えの文例

面談では、次のようなことを聞かれやすくなります。順番に、答えの文例を並べます。事前に声に出して読んでおくと、当日に言葉が出やすくなります。

  • なぜ辞めたいのか:「働き方を見直したいと考えて、決めました。」
  • 続けられる道はないのか(異動や夜勤を減らすなど):「ありがたいお話ですが、考えた末の結論です。」/条件が変われば続けたい場合:「夜勤が連続しなければ、続けたいと考えています。」
  • いつまで働けるのか:「〇月〇日を、最終出勤日に希望します。引き継ぎの状況を見て、調整のご相談もさせてください。」
  • 次の職場は決まっているのか:「まだ決まっていません。」/「決まっていますが、詳しくは控えさせてください。」
  • 後任や引き継ぎは大丈夫か:「引き継ぎは最後まで行います。必要なものを一覧にして、お渡しします。」

答えを用意するときは、本当のことだけで、言える範囲を選びます。ごまかすと、あとで話が食い違います。話したくないことは、「そこは控えさせてください」と、短く断る言い方があります。次の職場をどこまで話すかも、先に決めておきます。

条件が変われば続けたい場合は、答え方が変わります。「夜勤が減れば続けたい」のように、続けるための条件を一つだけ、はっきり伝えます。条件が複数あると、何が本当の理由なのか、相手に伝わりにくくなります。決めている場合は、その場で条件の話に乗らないことも、一つの選び方です。迷う気持ちが強いなら、面談の前に、退職を決めるまでの整理で、決め方を整理しておきます。

面談の前日までに、やっておくこと

引き止められたときに、気持ちが揺れない返し方

引き止めは、人手の事情や、その人を必要と思う気持ちから出ることもあります。言われた言葉に、すぐ答えを出さなくて済む返し方を、先に持っておきます。

  • 感謝を先に伝える:「そう言っていただけて、ありがたいです。」
  • 結論を変えないとき:「考えた末に、決めたことです。」
  • 保留にしたいとき:「いただいたお話を、一度持ち帰って考えさせてください。」
  • 条件を出されたとき:「ありがたいお話ですが、今日は返事を控えさせてください。」

引き止めの話は、その場で答えを出す必要はありません。持ち帰って、記録を見ながら考えます。強く責められる、辞めさせないと言われる、といった状況が続くときは、一人で抱えず、引き止めを断る考え方で、法律の線引きと伝え方を確かめてください。気持ちが重いときは、つらいときの窓口を頼ることもできます。

面談の最後に、次の3点を確認して終えます。次の面談の日、書類(退職願・退職届)の出し方、ほかの人に、いつ・誰が伝えるか。口頭で話が進んでも、最後に確認があると、あとで食い違いません。書類の書き方は、退職届の書き方にあります。

面談が終わったら、その日のうちに、話した内容と、相手の返事、決まった日付を、メモに残します。記録ノートに書いておくと、次の面談の準備にも使えます。話す内容の準備には、準備ツールも使えます。

ここまで準備してくれて、ありがとう。

面談の前の夜は、早めに休んでね。

よくある質問

退職の面談は、いつ頼めばよいですか?

決まった日はありません。勤務の合間ではなく、業務の区切りや、勤務の前後の時間を選ぶと、受けてもらいやすくなります。就業規則に退職の申し出の期限があれば、それを確かめてから、日程を考えます。

面談で、次の職場を聞かれたら、答えないといけませんか?

どこまで話すかは、事前に決めておくと慌てません。「まだ決まっていません」「詳しくは控えさせてください」など、短い断り方が使えます。話したくないことは、無理に説明しません。

面談で引き止められて、返事に困ったときはどうしますか?

「一度持ち帰って考えさせてください」と、保留にできます。その場で答えを出す必要はありません。強く責められるなど、つらい状況が続くときは、一人で抱えず、窓口に相談してください。

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この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。

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