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相談窓口

看護師のメンタル相談窓口の一覧。電話・SNS・地域・職場の早見表

更新 2026年10月23日読むのに約6分

つらいときに、どこへ連絡すればよいかが分かる早見表です。番号と受付時間、通話料のかかり方、向く場面を並べました。表のあとで、読み方と例外も書きます。

電話するかどうかは、あとにして、まずは表を眺めるところから始めようね。

早見表:番号・受付時間・注意点

厚生労働省の「まもろうよ こころ」と「こころの耳」、総合労働相談コーナーの案内に載っている窓口を、一つの表にまとめました。看護師が使う場面を考えて、職場に近い窓口も含めています。受付時間と通話料は窓口ごとに違うので、表の右の列まで見てください。

つらいときの相談窓口の早見表
窓口番号・方法受付注意
#いのちSOS0120-061-33824時間365日フリーダイヤル、無料
よりそいホットライン0120-279-33824時間無料。福島県は0120-279-226、050のIP電話は050-3655-0279
いのちの電話0120-783-556毎日16〜21時(毎月10日は8時から翌日8時)無料。ナビダイヤル0570-783-556は10〜22時で通話料あり
こころの耳 電話0120-565-455平日17〜22時、土日10〜16時祝日・振替休日・年末年始(12月29日〜1月3日)は対象外。非通知は不可
こころの耳 SNS公式ページから平日17〜22時、土日10〜16時祝日・振替休日・年末年始(12月29日〜1月3日)は受付なし
統一ダイヤル0570-064-556都道府県で異なる通話料あり。050のIP電話は不可
精神保健福祉センター・保健所地域の窓口窓口で確認番号・費用は地域の窓口で確かめる
総合労働相談コーナー労働局・監督署内平日の日中(時間はコーナーごと)無料・予約不要。土日祝・年末年始は閉庁

番号と受付時間は変わることがあります。かける前に、公式ページで確かめる。

表の中から、ひとつだけ選べたら十分だよ。

表の読み方と、例外

24時間かけられると書けるのは、#いのちSOSとよりそいホットラインの2つだけです。いのちの電話は16〜21時が基本、こころの耳は平日の夜と土日、こころの健康相談統一ダイヤルは都道府県で曜日・時間が違います。夜中に話したいのに、時間外の窓口にかけてしまわないよう、受付の列を先に見ます。

通話料にも違いがあります。0120で始まるフリーダイヤルは無料です。0570で始まるナビダイヤルは通話料がかかり、通話料の割引や、携帯電話の定額の無料通信は、適用されません。050で始まるIP電話からは、統一ダイヤルには接続できないため、都道府県・政令指定都市の窓口(IP電話に対応したもの)を探します。IP電話から、いのちの電話にかけるときは、03-6634-7830(通話料は有料)です。

こころの耳の電話相談は、2026年1月から、発信者番号を非通知にした電話は受けない、とページに案内があります。公式ページでは、番号を間違えてかけてしまう例があるとして、番号を確かめるよう呼びかけられています。表の番号は公式ページから写していますが、かける前に、もう一度見比べてください。

場面から選ぶ

表を見ても、どれにかければよいか迷うときは、場面から入口を選びます。

  • 今夜、眠れない、消えてしまいたい気持ちがある:#いのちSOSかよりそいホットライン(24時間・無料)
  • 仕事のこととして、平日の夜か土日に話したい:こころの耳の電話・SNS相談
  • 声を出すのがつらい:こころの耳のSNS相談
  • いじめ・嫌がらせ、パワハラ、セクハラなど、職場の人からの扱いを話したい:総合労働相談コーナー、または都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)(どちらも平日の日中、無料)
  • 残業代の不払いや長時間労働など、労働条件のことを夜や休日に話したい:労働条件相談「ほっとライン」(0120-811-610、月〜金17〜22時、土日祝9〜21時、12月29日〜1月3日は休止、無料)
  • 病院や診療所を探したい、受診の仕方が分からない:保健所、精神保健福祉センター、こころの耳の全国医療機関検索

ほっとラインは、違法な時間外労働や、賃金不払残業など、労働基準関係の問題が中心で、法令や裁判例を踏まえて相談に応じ、関係機関を紹介します。窓口から事業場に対する指導等はできません。ハラスメントの相談は、専門の窓口を案内するのが基本とされているため、上の2つの窓口に話します。よりそいホットラインは、労働相談専用ではなく、悩み全般の窓口です。つらさが強い日の入口として使い、労働条件の話は別の窓口に回す、という分け方になります。

総合労働相談コーナーは、各都道府県労働局や、全国の労働基準監督署内などに設置され、解雇、雇止め、配置転換、賃金の引下げ、いじめ・嫌がらせ、パワハラなど、あらゆる分野の労働問題が対象です。専門の相談員が、面談または電話で対応し、プライバシー保護にも配慮されています。労働基準法などの違反の疑いがあるときは、労働基準監督署などの担当部署に取り次ぐ、と案内されています。開いている時間はコーナーごとに違うため、電話番号とあわせて、お住まいの都道府県労働局のページで確かめます。気持ちのつらさそのものより、職場の扱いが重いときに向く窓口です。どの労働相談の窓口を選ぶかは、労働相談の窓口の選び方にまとめています。

かける前の、3つの確認

一言だけ書いておくと、電話の前の緊張が、少しゆるむよ。

言葉が途切れても、そのままで十分だからね。

職場の窓口:産業医とストレスチェックの面接指導

職場の中にも、相談できる仕組みがあります。労働安全衛生法13条により、常時50人以上の労働者を使う事業場(施行令5条)は、産業医を選任します。50人未満の事業場にも、医師などに労働者の健康管理等を行わせるよう努める定め(13条の2)や、健康相談に応じられる体制を整えるよう努める定め(13条の3)があります。

産業医に話すとき

事業場の労働者の健康管理等を行う医師です。話した内容が職場にどう伝わるかは、条文だけでは分かりません。最初に、どこまで伝わるかを聞いておきます。

主治医に話すとき

病気や不調の治療を行う医師です。産業医とは役割が違い、職場の事情まで知っているとは限りません。仕事の状況は、自分から伝えます。

ストレスチェックは、同法66条の10に基づく制度です。厚生労働省のQ&Aは、労働者に受検義務はないと説明しています。結果は、本人の同意なしに事業者へ提供されません。通知を受けて、高ストレスなどの要件に当たり、面接指導を受けたいと申し出た人には、事業者は医師による面接指導を行わなければならず、申出を理由とする不利益な取扱いは禁止されています。50人未満の事業場は当面努力義務で、令和10年(2028年)4月1日から義務化されます。こころの耳は、面接指導を選ばなかった高ストレスの労働者も放置されないように、事業者は面接指導以外の相談窓口を案内することが重要、と案内しています。詳しくはストレスチェックの記事に書きました。

かけたあと、時間外だったとき、合わなかったとき

窓口を決めても、受付時間外だったり、話してみて合わないと感じたりすることがあります。そのときは、表の別の窓口に移れば足ります。一度で決める必要はなく、窓口が違えば、話しやすさも変わります。話した内容を整理して、次の一歩を一つだけ決めておくと、くり返しの中でも前に進みやすくなります。

話す・休む・振り返る、のくり返し
  1. 話す窓口に一言だけ
  2. 休む眠る・食べる
  3. 振り返る数日後に見る
  4. また話す必要なら別の窓口へ

ぐるぐるしても、少しずつ前に進んでいるよ。

受診を考える目安は、こころの情報サイトが示しています。気分の落ち込みや日常生活への大きな支障が続く場合は、自己判断せず、総合病院の精神科、心療内科、精神科クリニックなどに相談するというものです。かかりつけの内科医や、保健所・精神保健福祉センターも利用できます。精神保健福祉センターは、都道府県(指定都市)の精神保健福祉の技術的中核機関で、精神保健福祉相談を行います。番号と費用は、地域の窓口で確かめてください。相談から受診までの流れはカウンセリングの受け方に、つらさ全体の整理は看護師がつらいと感じるときの整理にあります。

番号はお守りにして、今日は温かいものでも飲んで、ひと息つこうね。

よくある質問

24時間かけられる窓口は、どれですか?

厚生労働省のページで確認できるのは、#いのちSOS(0120-061-338)と、よりそいホットライン(0120-279-338)です。どちらもフリーダイヤルで、無料です。そのほかは、受付時間が決まっています。

病院で働く看護師は、こころの耳に電話できますか?

こころの耳の電話・SNS相談は、働く方やそのご家族、企業の人事労務担当者が対象です。病院勤務の看護師も働く人なので、当てはまると読めます。看護学生は対象外です。

番号が変わっていないか、どう確かめればよいですか?

厚生労働省の「まもろうよ こころ」の電話相談窓口のページと、こころの耳の公式ページで確かめられます。こころの耳は、番号を間違えてかける例があるとして、かける前の確認を呼びかけています。

出典・参考(公的な情報)

法令・制度は、上の出典を 2026年10月23日 に確認して書いています。改正されることがあるので、手続きの前に、最新の内容を各窓口で確かめてください。

つぎに読む

この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。

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