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転職の段取り

看護師の初めての転職。準備から入職までの5段と各段で決めること

更新 2026年10月23日読むのに約6分

この記事には広告(PR)を含みます。転職サービスは、順位を付けず、同じ書式で並べています。

はじめての転職は、何から手をつけるのかが見えにくいぶん、不安も大きくなります。この記事では、準備から入職までを5つの段に分けて、各段で決めることと、つまずきやすい所を整理します。

初めての転職は、地図なしで歩き出すみたいな気持ちになるよね。

まず、地図を描くところから始めよう。

転職は、5つの段で進む。先に全体の地図を持つ

転職というと、応募のボタンを押す場面を思い浮かべがちです。けれど実際は、その前にも後にも、やることがいくつも並んでいます。はじめての人が戸惑いやすいのは、いま自分がどの段にいるのかが分からなくなるからです。

段は、5つに分けて考えられます。1つめは、気持ちと条件の整理。2つめは、情報を集めて探す段。3つめは、書類を出して面接を受ける段。4つめは、内定が出たあとの条件の確認と返事。5つめは、いまの職場の退職の手続きと、次の職場への入職です。

順番どおりに、一直線に進むとは限りません。見学したあとで条件を組み替えて、2つめに戻る人もいます。内定の条件が合わず、3つめから探し直す人もいます。戻るのは失敗ではなく、情報が増えた結果です。

はじめての転職、5つの段
  1. 整理する理由と条件を書く
  2. 探す情報集め・見学
  3. 応募・面接書類と受け答え
  4. 内定・確認条件を書面で見る
  5. 退職・入職申し出と引き継ぎ

いまの自分が、どの段にいるか、見てみよう。

それぞれの段の細かい話は、専用の記事に任せています。この記事では、全体のつながりと、各段の入口だけを書きます。採用する側の流れは、中途採用の流れにまとめました。動き出す時期の考え方は、転職の時期にあります。

はじめての転職のむずかしさは、前の職場しか知らないことにもあります。比べる相手がいないので、「普通はこうなのか」が分かりにくくなります。そこで、1つめの段で、自分の基準を言葉にしておくことが大切になります。

1・2段目:気持ちと条件を紙に出して、探し方を選ぶ

最初にすることは、辞めたい理由だけでなく、「次の職場に求めること」を書き出すことです。頭の中だけで考えると、不満のほうが先に膨らんで、何を求めているのかが見えにくくなります。紙に出すと、不満と希望を分けて見られます。

1段目の書き出し

仕分けのやり方は、条件の優先順位の決め方にくわしく書きました。迷うときは、そちらの手順を使います。

探し方は、いくつかあります。求人サイトで自分で探す、紹介会社(エージェント)を使う、知人の紹介、勤めたい職場への直接の問い合わせ、そして公的な窓口です。公的な窓口のナースセンターは、都道府県知事の指定を受けた各都道府県の看護協会が運営し、無料で職業紹介をしています。Webの「eナースセンター」は、日本看護協会(中央ナースセンター)が運営しています。どれが合うかは、連絡の頻度や、自分のペースで進めたいかによって変わります。転職サービスの使い分けと、エージェントを使うかの判断軸で比べられます。

はじめての人に多いのは、2つの偏りです。最初に見つけた1か所に決めようとする場合と、比べすぎて動けなくなる場合です。2〜3か所を見学や面接で見ると、基準ができて決めやすくなる、と考える人もいます。数は目安で、体力と時間に合わせて決めます。

いま読んだ5つのうち、自分がいる段に、小さく印をつけてみてね。

3・4段目:応募から内定の返事まで、つまずきやすい所

書類は、履歴書と職務経歴書です。職務経歴書をはじめて書く人は多く、何を書けばよいのか手が止まりやすい所です。担当した診療科、受け持ちの規模、できるようになった手技などを、場面で書き出すと形になります。職務経歴書の書き方と、職務経歴書の下書きツールが使えます。

面接では、志望動機、退職理由、これまでの経験を聞かれることが多く、こちらから質問する時間もあります。面接の準備と答え方を読んで、面接準備ノートに、答えと質問を書いておくと落ち着きます。見学の機会があれば、見学で確かめることも役に立ちます。

内定が出たら、返事の前に、条件を書面で確かめます。賃金、労働時間、契約の期間などです。確かめ方は入職前に確かめておきたいことに、給与の話し合いは給料交渉の文例にあります。複数の職場に応募している場合の、辞退の連絡は内定辞退の伝え方にまとめました。

1か所ずつ進める

気持ちの余裕を持ちやすく、準備に時間をかけられます。結果が出るまで次に進めないぶん、全体の期間は長くなる場合があります。

並行して進める

比べる材料が早くそろい、期間も短くなりやすい進め方です。日程の調整と、返事の期限の管理に手間がかかります。

返事の期限は、職場ごとに違います。期限までに決められないときは、期限の前に、その旨を伝えて相談します。黙ったまま期限が過ぎると、相手の準備にも影響します。

5段目:辞める手続きと、入るまでの間

いまの職場への退職の申し出は、内定の条件を書面で確かめて、入職の日が見えてから行う順番にする人もいます。民法627条1項は、期間の定めのない雇用では、申入れから2週間で雇用が終わると定めています。ただし、就業規則に退職の申し出の期限があれば、その期限に合わせて申し出るのが無難で、引き継ぎの期間も見込みます。何か月前に伝えるかは、退職の時期と、何か月前に伝えるかにまとめています。

有給休暇の使い方や、退職後の健康保険・年金の手続きの期限は、転職の時期に一覧があります。退職日と入職日の間があくときは、収入の見通しも書き出しておくと、慌てにくくなります。入職日が決まったら、入職初日から3か月の過ごし方を読んでおくと、最初の日の気持ちが楽になります。

手帳に3行だけ書く

全体の段取りがつかめたよ。今日は、それで十分な前進だよ。

よくある質問

看護師の転職は、何から始めればよいですか?

最初は、辞めたい理由と、次の職場に求めることを紙に書き出す段からです。求人を見るのはそのあとでも遅くありません。迷うときは、条件の仕分けの記事の手順を使ってください。

はじめての転職で、職務経歴書が書けません。

担当した診療科や、できるようになった手技を、場面ごとに書き出すところから始めます。下書きツールで、書き出しの形を試すこともできます。

辞めてから探すのと、働きながら探すのは、どちらがよいですか?

働きながら探すと収入が続き、条件が合わなければ残る選択もできます。辞めてから探すと時間は取れますが、健康保険や年金の切り替えが要ります。働きながら進める手順は、在職中の転職活動の記事にまとめています。

出典・参考(公的な情報)

法令・制度は、上の出典を 2026年10月23日 に確認して書いています。改正されることがあるので、手続きの前に、最新の内容を各窓口で確かめてください。

つぎに読む

この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。

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